私は現在の仕事をし始めてから25年が過ぎました。
この会社に入社することになったのは、求人雑誌を見て応募したことがきっかけでした。
特にこれといってしたい仕事もなかったものの、働かざるを得ない状況の中で、まずは住むところを決める必要がありました。
しかし、仕事がない中で決めることは何かと不都合であったため、住み込みで働区ことができる場所を優先に絞り込みをしました。
その中でも、将来的に海外に出張で行くことができるところがあり、海外に興味を持っていた私は、ここに面接に行くことに決めました。
最寄り駅につくと、ずいぶん田舎で、交通の便が良くないことから、早めに着いたこともあり、十数㎞の道のりを歩いて行ってみることにしました。
今から思えば無謀だったのですが、若いからこそできた発想だったかもしれません。
面談の時には、その歩いてきたことで即OKとなり、先方からの返答は、「いつから来れるか」、というものでした。
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